3月11日の東日本大震災で被災された東北の皆様は
現在も大変な毎日を送られていると思います。
東北から遠く離れた中野区は直接的な被害はほとんどありませんでしたが、
ねこの手の業務にもかなりの影響がありました。
地震発生時、職員は全員事務所にいたのですが恥ずかしいながら「大きな地震だったね」
と結構のんきで、まさかこれほどの被害になるとは考えていませんでした。
時間が経つごとに、外に出た者から駅が大混乱になっているという連絡や、さまざまな情報が入りようやく被害と地震の規模の大きさを知り、慌てて安否確認を行いました。
幸いインターネットや、固定電話、メールは使用出来たのでご利用者やヘルパーさんの無事の連絡が次々と入り本当に安心しました。
しかし、時間が経つごとに被害の大きさとその後の影響が大きくなって行き、翌週のなかばまで対応に追われました。
ねこの手の関係者で受けた地震の影響の主なところでは、
・外出中のご利用者が帰宅難民になり、ヘルパーと遠距離を徒歩で帰宅した
・エレベーターが止まったお宅があり外に出れなくなり、買い物に出れなくなった
・棚のものが落ちるなどして、車いすで生活できる環境ではなくなった
・地震直後連絡が取れなくなり、キャンセルの連絡などの行き違いがあった
・交通機関の麻痺により中野区外のヘルパーさんの派遣や、外出支援に影響が出た
・おむつなどの日常不可欠な介護用品の一時的な品薄
・呼吸器や吸引器などを使用している方の停電への不安
まだまだ細かく挙げればきりがないですが、上記の状況の中でもねこの手ではけが人もなく、ご利用者やヘルパーさんの協力のおかげで派遣が出来なく状況だけは避けることが出来ました。
震源地から数百キロ離れていても大きな被害があったわけですから東海や関東直下型の地震が来た際にはどのような被害があるか・・・・・・・・・・・
前置きが長くなりましたが、今月の研修会では今回の震災を踏まえ、地震の際の不安なことや、介護派遣事業所として、またいちヘルパーとして震災時に利用者さんの生活を守るにはどのようなことをすれば良いかを話し合いました。
不安な点としては
・車いすで生活している方は、机の下にもぐれないどうすればよいか
・電車やエレベーターが止まったら、閉じ込められたら
・自分が冷静でいられるか不安
・夜中の地震だったらどのようにすればよいのか
・停電時に電動車イスや医療機器などの電源をどうすればよいか
・外出先では、車いす用トイレなどが使用できなくなる
事業所に求めることとしては
・定期的に避難訓練を行ってほしい
・避難所リストを作成してほしい
・備蓄などを考えてほしい
・緊急時の連絡方法の確立
・ご利用者それぞれの対応マニュアルがあると安心
などなど意見が出ました。
ご利用者個別の対応(自宅で地震があった場合)はねこの手でも利用者さんと話し合って決めていきたいと考えています。
電車や停電、連絡手段などに関しては事業所の努力ではどうにもならない事ですが、
安否確認には「災害用伝言ダイアル」が有効です。
↓
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
携帯電話会社でもそれぞれ「災害伝言板」を設けていますので、ぜひこの機会に使用方法を
確認してください。
また、ヘルパーとしてではなく個人としても備えはとても大事だと思います。
いざとなったら、自分の身は自分で守らなければです。
緊急持ち出し袋や、食料の備蓄、家具の転倒防止などできることは個人でもやっておくべきです。
今後予想される大きな地震がいつ来るか、どれだけの被害があるかはだれも正確に予想できませんが、ねこの手でも今回の地震を教訓に日ごろから出来る備えを行って行きたいと思います。
最後になりましたが、被災した皆様へお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りしています。
現在も大変な毎日を送られていると思います。
東北から遠く離れた中野区は直接的な被害はほとんどありませんでしたが、
ねこの手の業務にもかなりの影響がありました。
地震発生時、職員は全員事務所にいたのですが恥ずかしいながら「大きな地震だったね」
と結構のんきで、まさかこれほどの被害になるとは考えていませんでした。
時間が経つごとに、外に出た者から駅が大混乱になっているという連絡や、さまざまな情報が入りようやく被害と地震の規模の大きさを知り、慌てて安否確認を行いました。
幸いインターネットや、固定電話、メールは使用出来たのでご利用者やヘルパーさんの無事の連絡が次々と入り本当に安心しました。
しかし、時間が経つごとに被害の大きさとその後の影響が大きくなって行き、翌週のなかばまで対応に追われました。
ねこの手の関係者で受けた地震の影響の主なところでは、
・外出中のご利用者が帰宅難民になり、ヘルパーと遠距離を徒歩で帰宅した
・エレベーターが止まったお宅があり外に出れなくなり、買い物に出れなくなった
・棚のものが落ちるなどして、車いすで生活できる環境ではなくなった
・地震直後連絡が取れなくなり、キャンセルの連絡などの行き違いがあった
・交通機関の麻痺により中野区外のヘルパーさんの派遣や、外出支援に影響が出た
・おむつなどの日常不可欠な介護用品の一時的な品薄
・呼吸器や吸引器などを使用している方の停電への不安
まだまだ細かく挙げればきりがないですが、上記の状況の中でもねこの手ではけが人もなく、ご利用者やヘルパーさんの協力のおかげで派遣が出来なく状況だけは避けることが出来ました。
震源地から数百キロ離れていても大きな被害があったわけですから東海や関東直下型の地震が来た際にはどのような被害があるか・・・・・・・・・・・
前置きが長くなりましたが、今月の研修会では今回の震災を踏まえ、地震の際の不安なことや、介護派遣事業所として、またいちヘルパーとして震災時に利用者さんの生活を守るにはどのようなことをすれば良いかを話し合いました。
不安な点としては
・車いすで生活している方は、机の下にもぐれないどうすればよいか
・電車やエレベーターが止まったら、閉じ込められたら
・自分が冷静でいられるか不安
・夜中の地震だったらどのようにすればよいのか
・停電時に電動車イスや医療機器などの電源をどうすればよいか
・外出先では、車いす用トイレなどが使用できなくなる
事業所に求めることとしては
・定期的に避難訓練を行ってほしい
・避難所リストを作成してほしい
・備蓄などを考えてほしい
・緊急時の連絡方法の確立
・ご利用者それぞれの対応マニュアルがあると安心
などなど意見が出ました。
ご利用者個別の対応(自宅で地震があった場合)はねこの手でも利用者さんと話し合って決めていきたいと考えています。
電車や停電、連絡手段などに関しては事業所の努力ではどうにもならない事ですが、
安否確認には「災害用伝言ダイアル」が有効です。
↓
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
携帯電話会社でもそれぞれ「災害伝言板」を設けていますので、ぜひこの機会に使用方法を
確認してください。
また、ヘルパーとしてではなく個人としても備えはとても大事だと思います。
いざとなったら、自分の身は自分で守らなければです。
緊急持ち出し袋や、食料の備蓄、家具の転倒防止などできることは個人でもやっておくべきです。
今後予想される大きな地震がいつ来るか、どれだけの被害があるかはだれも正確に予想できませんが、ねこの手でも今回の地震を教訓に日ごろから出来る備えを行って行きたいと思います。
最後になりましたが、被災した皆様へお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りしています。