10月の研修会のテーマは「食事介助」
日々の生活の中で、やはり楽しみといえば老若男女問わず「食べる」
事です。そんな楽しい時間も介助のやりかたによっては不快な時間に
なってしまうこともあります。
今月は利用者さんに楽しい食事の時間をより楽しく送って頂けるように「食事介助」をテーマに行いました。
最初に2008年に起こった食事介助中に起こった窒息事故
↑の事例にあるように食事介助は事故がつきものということを
まず説明し、嚥下しずらい食品の説明、誤嚥性肺炎について
また窒息事故が起こったさいの対応のしかた、救急車の呼び方
について資料を使い説明しました。
その後参加者全員にペアになってもらい、お互いに食事介助を
おこなってもらいました。
食品は介助の難しいラーメンとサラダ、お茶
また嚥下を行いやすくするとろみ粉をお茶の中や
ラーメンに入れて実際に食べてもらうなども行いました。
食事の介助に慣れているかたも、やはり介助を受ける
立場になると勝手がちがうようで、「自分で食べる時と感覚がちがう!」
という感想が多かったです。
また、「普段わたしはこんなやりかただやっている」
など介助の方法に関してもさまざま意見交換がされていて
最初はみなさん緊張気味でしたが、後半はほぐれた雰囲気に。
参加ヘルパーさんの感想としては
介助を受けた感想として
・自分のテンポで食事ができない。
・分量が適量でないとむせやすかったり、苦しい。
・ストローを使った方が自分のペースで飲めることに気がついた
・麺類はスプーンに載せたほうが口が汚れず食べやすかった。
・スプーンの角度で食べやすさが大きく変わることが分かりました。
・とろみをつけると味が大きく変わる事がわかりました。
介助した感想として
・麺類は介助が難しかった。
・ラーメンは麺をスプーンに載せた方が介助しやすかった。
などなど
みなさんお疲れさまでした!